フーテンの科学寅さんの第2ブログです。
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フーテンの科学寅さんのヒミツの予定表です。
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2008.05.11.Sun

血中の総コレステロール値が低い人は
死亡リスクが高いことが、
浜崎智仁富山大教授、大櫛陽一東海大教授らの研究で分かったそうです。

特に男性の場合、総コレステロール値が高いほど
リスクが低くなる傾向がみられたのです。

大櫛教授らの別の疫学調査では、
「悪玉」とされるLDLコレステロールでも同様の傾向がみられたそうです。

浜崎教授は「コレステロールを悪者にする説はもともと米国から来たもの。
米国は心臓疾患や肥満が多く、体質が違う。
不必要な人まで薬物治療の対象になる」と懸念しているというもの。

だとすると、今までのコレステロールをめぐる努力は、
一体何だったのか?

この報道も含めて、冷静に、マスコミは、取り上げて欲しいものだと思います。
 
水はなんにも知らないよ水はなんにも知らないよ
(2007/02/25)
左巻 健男

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という本があります。

 著者は、水に「ありがとう」という文字を見せて凍らせると美しい結晶ができ、
「ばかやろう」という文字を見せると汚い結晶しかできないと主張する説
すなわち『水からの伝言』に
批判の声を発した有志の一人。

本書の前半は、その「水伝」(波動水)をはじめ、
磁化水・πウオーター・トルマリン水・クラスターの小さい水など、
いかがわしい「水商売」の宣伝がニセ科学であることを明らかにし、
後半は人体と水・水道水・ペットボトルの水など、
身近な水に関して誤解を解きつつやさしく説いています。


成人の科学知識が経済先進国では最低レベルの日本。
オカルト系ニューエイジに親和性が強く、
その弊害に鈍感なわが国には「必要とされる好著」かもしれません。
  

超音波で蚊よけ、マイナスイオンで燃費向上など、効果に科学的な裏付けがあるように見せかける「ニセ科学」商品が、昨年度は、56件排除命令を出されました。

科学のようで科学でない。
そんな話が、世の中にあふれています。
ニセ科学とは何か。
この問いは、「科学の本質とは何か」を探ることでもあります。


科学は、永遠に進行中の作業です。
したがって、科学的な真理は、つねに暫定的でしかありません。

特に、新しい非常識な考えが正しいかどうかを判定する確かな方法はない
と言っていいのです。

ただし、自問すべきいくつかの問いはあり、
より見込みのありそうな考えをふるいにかけるのに、役立ちます。


でも、あるものは、まったく検証不可能であったり、
「間違いであることを証明できないもの」だったりします。

そして、検証可能な奇妙な考えの、
その圧倒的多数は、単純に間違っています。
偉大で、革命的なブレイクスルーをもたらす画期的な理論一つに対して
何千というトンデモ科学が、存在しています。

残念ながら、
ある新しい考えが、どちらの部類に入るのかを決定できるのは
歴史をふり返って見たときだけでしょう。



ニセ科学は日本特有の問題ではなく、外国にも、結構あるようです。
ただし、ニセ科学にはお国柄があるのです。

 血液型性格診断はおそらく日本と韓国ぐらい。
「マイナスイオン」はアメリカではとっくに廃れてしまい、
現時点で広く信じられているのは日本だけ。
「ゲーム脳」は完全に日本独自のものです。
逆に「水からの伝言」は、日本から世界に広まりつつあります。

アメリカで最も深刻なのは、キリスト教右派による「反進化論」です。
教育現場への浸透が問題になっています。


なぜ人はニセ科学にだまされるのでしょう。
インターネットや科学を装ったテレビ番組の影響や
しつけや道徳との親和性の高さ
また、相関関係と因果関係の混同
思考のプロセスを重視しない風潮
などでしょうか。
 
ニセ科学が横行する背景には、漫然と広がる不安感があるのかもしれません。
不安材料に事欠かない世の中。
「これをしておけば一応、ダイジョーブだろう」的な、
緩い安心感を求めて、人はニセ科学に群がるのではないでしょうか。

信じることでプラス効果があるなら、
「信じる人の勝手」と放任しておけばいいでしょうが、
人に強要したり教育に使われたりしてはたまりません。

漠然とした不安は
スピリチュアルにはまっちゃう理由でもあります。
本物の科学の楽しさを知ってもらいたいものです。
ニセ科学よりも絶対に楽しいですから。

でも、「うさんくさい話」は、なぜか、興味をそそります。
「水からの伝言」も、科学的にまるっきり否定して、
ブラックホール送りにしてしまうには、もったいない感じがします。

昔、お盆のころに、お寺の和尚さんから得々と語られた
「地獄話」のように、
上手に使う知性と常識があれば、
別に目くじらをたてる必要もないのかも。

ただし、学校の道徳教材っていうのはヤバイでしょう。
「だからきれいな言葉を使おう」と指導する
生活科や道徳の授業が
教育現場に一時広がりました。


怪しい話は深夜の怪しい番組でやるのが、「健全な」楽しみ方でしょう。
うさんくさい話をみんなが笑い飛ばせる社会になるといいですね。



 【参考文献】

人はなぜ騙されるのか―非科学を科学する (朝日文庫)人はなぜ騙されるのか―非科学を科学する (朝日文庫)
(1998/11)
安斎 育郎

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なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF)なぜ人はニセ科学を信じるのか〈1〉奇妙な論理が蔓延するとき (ハヤカワ文庫NF)
(2003/08)
マイクル シャーマー

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人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)人はなぜエセ科学に騙されるのか〈上〉 (新潮文庫)
(2000/10)
カール セーガン

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カルト資本主義 (文春文庫)カルト資本主義 (文春文庫)
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(2006/08/29)
不明

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