フーテンの科学寅さんの第2ブログです。
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フーテンの科学寅さんのヒミツの予定表です。
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2008.05.16.Fri

先生が、生徒に、
「積極的に発言をしなさい。」
と指導します。

すると生徒は、
「そうだな、積極的に発言することが人生で大切なんだな。」
と、学ぶでしょうか?


中には、そのように、素直に受け取る子もいるかもしれません。
しかし、ほとんどの子は、逆の学びをします。

「思いつき発言をすれば恥をかく。」
「自由に発言をしても得にはならない。」
「積極的に発言しろという大人のには、裏があるものだ。」

などでしょう。

これらは、言葉の字面ではなく、
日常の先生の態度や表情から、強く感じて受け取るものです。

または、否定はしないけれど、
発言することによって、おもしろくなった経験が無いこと
ドキドキ・ワクワクする経験をしないこと
などの消極的な体験が、
子どもの積極性や考える力をを
まっすぐに伸ばしていないことがしばしばです。


それらは、あえて言えば「マイナスの学び」なのです。


子どもたちは、大人がこういうことを学んで欲しいと、
期待している内容以外に
様々なメッセージを、環境から受け取っています。


先生がしゃべる言葉の意味を、
「表の教え」とすれば
言葉を使わない、無意識に近い形で
子どもたちに送られるメッセージは
「裏のメッセージ」「隠れた教え」と言えるでしょう。


これは、先生の行動だけでなく
教室の机の配置や、展示物の内容、スタイルなども
みんな声なき声を出しているのです。


たとえば、生徒が間違った発言をしたとき、
どんな顔つきを、教師がするのか。
これ自体が生徒にとっては、重要なメッセージになります。


また、どんな声で話すのか、
情熱的に話すのか、
淡々と話すのか、
面倒くさそうに話すのか、
冗談をたくさん言うか、

どういうときに、ほめ、
どういうときに叱るのか、
生徒が脱線したとき、どう受け止めるのか、

教師がいつも正解を教えているのか
生徒に発見させるようにしているのか、

黒板の前だけで授業をするのか
生徒の中に入って授業をするのか


これだけでも、実に多くの違ったメッセージを
生徒に与えているわけです。


そして、生徒は、これらに実に敏感です。
このメッセージに共感したり、反発したりしながら、
生徒は自分の行動を決定しているのです。



そして、しばしば、表と裏のメッセージは異なります。
それが、教師不信に陥らせます。

たとえば、ふだん生徒に決定権を与えないで
教師主導でことを進めている先生が
「民主主義とは、・・・・・・P.」と教えた場合
子どもは、一体、何を学ぶのでしょう。

逆に、「民主主義」という言葉をいっさい教えなくても
授業で疑問をもった子どもがいrたら、
その疑問を徹底的に大事にして、みんなで納得するまで追求するとか
座席は生徒が決めるのが本当だと、
小学校1年から、座席をみんなで決めるような教室運営をしている場合
生徒たちは、何を学ぶでしょう。


また、権威主義的教育をしている教師
人権について教える場合、
子どもは何を学ぶでしょう。


科学というのは、自発的な自分のアタマで考える探求の仕方だよ
と説明しながら、
授業では、一方的・暗記的な教え方をしている場合、
子どもたちは、何を学ぶでしょう。


これまで、授業研究と言うと、
教科内容、すなわち、表のメッセージの研究に終始していたように
思います。

しかし、この隠れた教えの方が、実は、子どもの学習態度や
考える力に直接結びついているのですから
この裏の研究にもっともっと力を注ぐべきだと思うのです。

少なくとも、今、自分は何を発信しているのか、
自覚しようと努力したいものです。
(でも、なかなか、自分では自分のメッセージに気づけないものですが)
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